文部科学省、再稼働に5800億円と試算

 文部科学省は日本原子力研究開発機構の高速増殖炉「もんじゅ」(福井県敦賀市)を再稼働させる場合、少なくとも5800億円の費用がかかるとが試算しているそうです。

 元々もんじゅは技術的に困難な原子炉で、これまで何度も障害が発生。さらに、その隠蔽や、保安規定に基づく機器の点検漏れが9679個も見つかるなどしたため、原子力規制委員会から原子炉等規制法に基づいて、もんじゅの無期限の使用停止が命じられるなどしていました。

 しかも、東日本大震災による原子力発電所の安全基準強化に伴い、もんじゅも耐震性の強化をしなければならず、その対応には10年が必要で、その後5~6年稼働させた場合5800億円かかると試算されました。

 これまでもんじゅには多額の費用を投入していながら、殆どまともに稼働させることが出来ていません。その上今後再稼働には10年の時間と5800億円もの巨費が必要なため、政府や経済産業省などで廃炉論が高まっていると言う事です。

北朝鮮の核実験「ブースト型原爆」か?

 北朝鮮が9日に強行した5回目の核実験で使用した核爆弾が、原爆と水爆の中間にある「ブースト型原爆」の可能性が高いと見られるそうです。

 今回の核実験では、爆発の規模が一般的な核爆弾に比べて大きいものの、水爆ほど大きくないことから、韓国軍は水爆に使われる核融合反応を一部利用したブースト型原爆と呼ばれるタイプの可能性が高いとみています。

 核爆弾というのは小型できないと運ぶことができず、兵器として役に立ちません。と言って威力が小さければ意味が無い。つまり、小型化と高威力を両立しなければならず、そのために北朝鮮はブースト型の実験を行ったとみられます。

 今回を含めた5回の核実験で、北朝鮮の核兵器製造技術はかなり高度化したと予想され、韓国軍は警戒を強めています。これまでは核爆弾を運ぶ手段が無かったのですが、弾道ミサイルに搭載して発射する事が出来るようになるのも時間の問題かもしれません。

 実験の成功を受けて北朝鮮の労働新聞は、「アメリカが敵対制作を続けるなら、与えられるのは、無慈悲な核の攻撃と滅亡の墓だけだ」と威嚇しています。

北朝鮮のイギリス公使が亡命

 韓国統一省報道官の17日発表によると、北朝鮮のテ・ヨンホ駐イギリス公使が夫人や子どもと共に韓国に亡命したそうです。

 テ公使は、玄鶴峰(ヒョンハクボン)駐イギリス大使に次ぐ地位にあった人物で、同省は「過去に脱北した北朝鮮外交官の中では最高位級」だとしています。

 発表を受けて北朝鮮の朝鮮中央通信は20日、亡命した同公使に関し、国家資金を横領するなどした「犯罪者だ」と糾弾。韓国側に発表には、「反共和国(北朝鮮)謀略宣伝に利用している」と非難。また、イギリス当局に対しても「犯罪者を南朝鮮(韓国)に引き渡した」と批判しています。

 これ以外でも、在ロシア北朝鮮大使館の3等書記官が家族とともに韓国に亡命したと、19日付の韓国紙・朝鮮日報が報じるなど、最近北朝鮮の外交官の亡命が相次いでいます。韓国の聯合ニュースによれば、今年に入って韓国に亡命した北朝鮮外交官は、すでに10人近くに上っているそうです。過去には、1997年に北朝鮮の駐エジプト大使がアメリカに亡命したことがあります。

 外交官は、仕事柄外国の文化や情報に絶えず接触するため、自国の政治・経済状況と比較できることから亡命するケースが多いと言われます。また、外国で生まれ育った外交官の子供が北朝鮮への帰国を望まず、親に亡命を勧めるケースもあると言います。

 それにしても、北朝鮮では3代目が襲名して以降、幹部の粛清や外交官の亡命が相次いでいます。やはり、支配体制が揺らいでいるのでしょうか?。

 看護師 夜勤なし