北朝鮮のイギリス公使が亡命

 韓国統一省報道官の17日発表によると、北朝鮮のテ・ヨンホ駐イギリス公使が夫人や子どもと共に韓国に亡命したそうです。

 テ公使は、玄鶴峰(ヒョンハクボン)駐イギリス大使に次ぐ地位にあった人物で、同省は「過去に脱北した北朝鮮外交官の中では最高位級」だとしています。

 発表を受けて北朝鮮の朝鮮中央通信は20日、亡命した同公使に関し、国家資金を横領するなどした「犯罪者だ」と糾弾。韓国側に発表には、「反共和国(北朝鮮)謀略宣伝に利用している」と非難。また、イギリス当局に対しても「犯罪者を南朝鮮(韓国)に引き渡した」と批判しています。

 これ以外でも、在ロシア北朝鮮大使館の3等書記官が家族とともに韓国に亡命したと、19日付の韓国紙・朝鮮日報が報じるなど、最近北朝鮮の外交官の亡命が相次いでいます。韓国の聯合ニュースによれば、今年に入って韓国に亡命した北朝鮮外交官は、すでに10人近くに上っているそうです。過去には、1997年に北朝鮮の駐エジプト大使がアメリカに亡命したことがあります。

 外交官は、仕事柄外国の文化や情報に絶えず接触するため、自国の政治・経済状況と比較できることから亡命するケースが多いと言われます。また、外国で生まれ育った外交官の子供が北朝鮮への帰国を望まず、親に亡命を勧めるケースもあると言います。

 それにしても、北朝鮮では3代目が襲名して以降、幹部の粛清や外交官の亡命が相次いでいます。やはり、支配体制が揺らいでいるのでしょうか?。

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