13年経常黒字、3・3兆円

 財務省が10日発表した国際収支統計によると、日本が2013年に外国とやり取りしたモノやカネの収支を示す「経常収支」の黒字額は、前年より31.5%少ない3兆3061億円だったそうです。

 経常黒字の減少は3年連続で、比較できる1985年以降では最低の数字となっています。経常収支のうち、輸出額と輸入額との収支差を示す貿易収支は、前年の5兆8141億円から大幅に増えて10兆6399億円の赤字となり、過去最高を更新しています。円安を受けて、輸出は前年比9.0%増と3年ぶりに増えたものの、火力発電の燃料となる原油や液化天然ガス(LNG)などの輸入額が増大して輸入額は15.4%増となっているためです。

 日本中の原子力発電所が停止して、変わって火力発電所がフル運転し、発電用の原油や液化天然ガスの輸入量は増える一方。しかも、円安で輸入額も上がっているため更に貿易収支は悪化する2重苦です。今はまだ経常収支が黒字を確保していますが,これがもし赤字に転落するようだと、日本の財政破綻がいよいよ現実味を帯びてくるでしょう。

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