ロシアの国家基金、19年にも枯渇?

 石油や天然ガスの税収を基盤とするロシア政府の基金が、2019年にも枯渇する見通しであることが明らかになりました。

 ロシアには、石油やガスの採掘・輸出税収が潤沢な際に、その一部を積み立てた赤字補填に使う「予備基金」と、景気刺激策に利用する「国民福祉基金」の2つの国家基金があります。ロシア政府は2009年にリーマンショックの影響で経済成長率がマイナス7・9%に落ち込んだ時、政府が巨額の景気対策を実施した際に原資となったのがこれらの基金でした。

 所が近年、原油価格が急激に下落して積み立てが出来ない上に、財政赤字を補填するための基金からの支出に歯止めがかからず、資金は目減りする一方。おまけにウクライナ問題で欧米から経済制裁を受けて以降、資金調達が困難になった企業から次々支援を要請しているという事です。

 原油価格は一時30ドルを割り込み、当分上昇しそうもありません。資源収入頼みの経済政策が、完全に行き詰まっています。プーチン大統領はどうやってこの危機を乗り切るのか?。

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