情報流出おわび料500円

 通信教育大手のベネッセコーポレーションで大量の顧客情報が流出した問題で、親会社のベネッセホールディングス(HD)は、対象の顧客に500円相当の金券を送ると発表しました。
 500円の根拠について、ベネッセHDの原田泳幸会長兼社長は10日に行われた記者会見で、「過去の事例を参考にした」としています。

 情報流出のお詫びに500円というのは、平成15年6月に「ローソンパス会員カード」の個人情報約56万件の流出が判明した際、当時の会員115万人全員に送ったのが最初と言われます。その後、平成16年に高速通信サービス「Yahoo!BB」加入者などの個人情報が、平成17年に東京ディズニーランドなどの年間入園券購入者の個人情報が流出した際も、それぞれ500円が支払われています。

 定着した感のある500円ですが、しかし、金額の根拠ははっきりしません。個人的には、支払える総額を人数で割ったんじゃないか?、と思うのですが。

「遺体写真」裁判員候補に予告も

 東京地方裁判所は、殺人など重大事件の裁判員裁判において、遺体や事件現場の写真などを見た裁判員が重い精神的負担を受けるのを避けるため、公判でこうした写真などを示す場合選任手続きの段階で裁判員候補者に予告することを決めました。候補者が不安を訴え、参加に支障があると判断された場合は辞退を認める方針です。

 精神的負担をめぐっては、今年3月に福島地裁郡山支部で死刑が言い渡された強盗殺人事件の裁判員裁判に参加した女性が、審理で殺害現場の写真などを見た後に嘔吐などの不調を訴え、急性ストレス障害と診断されたケースがありました。女性は5月に起こした訴訟で、国に対し慰謝料など200万円の賠償を求めています。

 指名されたら基本的に拒否できない上、殺人の現場写真などを目にしなければならない。厳しいというか割に合わないというか、このままではいずれ制度を維持できなくなってしまうのではないでしょうか?。裁判員が心理的に動揺した状態では、裁判を正常に進めることは出来ないでしょう。

ニフティに不正ログイン

 ニフティ株式会社の発表によると、同社のサービス「@nifty」に2万1184件の不正なログインがあり、「氏名」「住所」「電話番号」「秘密の質問と回答」などの会員情報が閲覧された可能性があるそうです。

 同社によると、2013年7月16日午前10時に特定のIPアドレスからの「お客様情報一覧」ページへの不正なログインにより、会員情報が閲覧された可能性があることが確認されたため調査を開始。不正なログインが2013年7月14日から16日にかけて行われ、少なくとも2万1184のIDが対象となっていることが判明したそうです。現在、該当のIPアドレスからのアクセスを遮断。該当ユーザーには18日以降メールで連絡し、パスワードを再設定するよう呼びかけるとしています。

 現時点ではニフティからのIDとパスワードの漏洩は確認されていないということで、犯人は別の場所で入手したIDとパスワードを用いて不正ログインを行ったと見られています。
 複数のサイトで同一のIDやパスワードを使用しているユーザーは少なくありません。全く別のサイトでID漏れがあり、それがニフティで使われると言うパターンは十分にあり得ます。