世界で1台のフェラーリ、競売へ

 世界に一台しか無い、幻のフェラーリが40年ぶりに日本の納屋から見つかり、9日に競売にかけられるそうです。

 見つかったのは、フェラーリ365GTB/4。365GTB/4は「デイトナ」と言う非公式の愛称で知られ、V12気筒エンジンを搭載、最高時速は280km/h。1973年までに1200台ほど生産されました。このうち、5台だけデイトナ24時間耐久レース出場のために軽量合金バージョンが生産されました。そして、この5台の中でたった1台だけ生産された公道走行用バージョンが今回発見された365GTB/4。

 このたった一台のフェラーリ365GTB/4、1971年に日本の販売店に輸出され、何人かの持ち主を経て1980年頃に最後の持ち主の納屋に収まったと言う事です。

 何故40年もの間納屋の中で眠っていたのかは判りませんが、発見された状態のまま修復などは行わずに出品されます。競売元のRMサザビーズは、170万ユーロ(現在のレートで約2億2千万円)の落札額を見込んでいるそうです。

 世界に一台のフェラーリ、しかも365GTB/4自体が元々人気の車種で、高値で取引されているのですが、それにしても車一台に落札予想2億円以上って凄いですね。

東芝、ウェスチングハウスに破産法申請へ

 経営再建中の東芝は、アメリカの原子力事業子会社ウェスチングハウスに、日本の民事再生法に相当するアメリカ連邦破産法11条(チャプター11)を適用する方向で最終調整に入ったそうです。

 ウェスチングハウスは現在東芝の火薬庫となっており、負債は6000~7000億円とみられています。チャプター11を適用すれば、更に3000億円規模の損失が発生すると見られていますが、それでも、東芝はリスクを今年度中に取り除いて新年度以降の経営再建を確実にする方を選んだようです。主力取引銀行もこれ以上の損失拡大を懸念、早期の申請を求める声が上がっていたことも影響したかも知れません。

 ただ、ウェスチングハウスの事業の一部にはアメリカ政府が債務保証をしているため、破綻処理によってアメリカ国民に負担が生じる可能性があり、また数千人規模でのレイオフが発生する可能性もあるため、特に雇用問題を重視するトランプ政権が反対するかもしれません。

 東芝は年度中に損失を処理し、新年度にV字回復とのシナリオを描いていますが、上手く行くかどうか。

「爆買い」効果?、都市部の百貨店好調

 大手百貨店の2015年8月中間決算によると、都市部の店舗は中国人客の「爆買い」や富裕層の消費増で売り上げを伸ばした一方、地方の百貨店では訪日外国人などの恩恵は限定的で、都市部との業績の差が広がっているようです。

 日本橋高島屋は7日に、スイス製の高級時計など約3000種類を取りそろえる国内最大規模の時計の専門館をオープンし、初日だけで約2億5000万円を売り上げる盛況ぶり。大阪市中央区の大丸心斎橋店は、訪日客向けの化粧品や高級ブランドバッグなど免税品の売り上げが前年同期比5倍を超す大幅増ですが、地方はその恩恵にあずかれないようです。

 中国人観光客の行く先と言えば、東京と富士山、大阪や京都と決まっていますし、富裕層も都市部に集中しています。これが、他の地方にも広がるには時間がかかるでしょう。ただ、その時に外国人観光客を呼び込める物が無ければ、結局同じ事の繰り返しでしょう。ただ、中国人の爆買いもいつまで続くかわかりませんし、今は好調の都市部も、このまま続くのかどうか。