北朝鮮の核実験「ブースト型原爆」か?

 北朝鮮が9日に強行した5回目の核実験で使用した核爆弾が、原爆と水爆の中間にある「ブースト型原爆」の可能性が高いと見られるそうです。

 今回の核実験では、爆発の規模が一般的な核爆弾に比べて大きいものの、水爆ほど大きくないことから、韓国軍は水爆に使われる核融合反応を一部利用したブースト型原爆と呼ばれるタイプの可能性が高いとみています。

 核爆弾というのは小型できないと運ぶことができず、兵器として役に立ちません。と言って威力が小さければ意味が無い。つまり、小型化と高威力を両立しなければならず、そのために北朝鮮はブースト型の実験を行ったとみられます。

 今回を含めた5回の核実験で、北朝鮮の核兵器製造技術はかなり高度化したと予想され、韓国軍は警戒を強めています。これまでは核爆弾を運ぶ手段が無かったのですが、弾道ミサイルに搭載して発射する事が出来るようになるのも時間の問題かもしれません。

 実験の成功を受けて北朝鮮の労働新聞は、「アメリカが敵対制作を続けるなら、与えられるのは、無慈悲な核の攻撃と滅亡の墓だけだ」と威嚇しています。