ロシア首相、テロの可能性に言及

 エジプト東部シナイ半島で起きたロシアの旅客機の墜落について、ロシアのメドベージェフ首相は「テロの可能性も当然残っている」と述べ、ロシア政府関係者として初めてテロの可能性に言及しました。

 ロシアの旅客機の墜落事故については、5日にアメリカのオバマ大統領が「機内に爆弾があった可能性があると思う」と発言。同日イギリスのキャメロン首相も、エジプトのシシ大統領との記者会見で「テロリストによる爆弾の可能性の方がそうでない可能性より高い」と、ともにテロの可能性を指摘していました。

 しかし、ロシア当局は「テロの証拠はない」とし、プーチン大統領はキャメロン首相と電話で協議し、独自見解を示さないよう求めていました。ただ、ロシア側もテロの可能性を考慮していないわけではなく、プーチン大統領はエジプトへの旅客機の運航停止を決定しています。

 イスラム過激派組織ISISの犯行との見方もあります。ロシアはシリアのアサド政権を支援して、ISISへの攻勢を強めていますから。